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社会の為に何が出来るか(安藤忠雄展)


すっかり寒くなり年末ムードになってきました。

かねてよりずーーーっと行きたいと思っていた安藤忠雄展~挑戦~

最終日にやっと行けました。

月曜日の朝、開館と共に並びます。最終日とは言え、、大行列。

日本人の建築家でここまで一般の人にまで浸透している人物は今後現れるのでしょうか…とにかく改めて凄さを感じ、感心です。

とは言え私も時間が無く、しかも安藤さんの作品は学生時代からよく見ていたので、知っている作品や写真集は足早に見ます。

やはり建築は原寸で、五体六感で感じなくては。

そう。自分も目的は原寸大の光の協会です。

しばし光の美しさに時間を忘れ、さあ午後の仕事に戻ろうとしたところ、出入り口近くで流れていた安藤さんのインタビューが耳に入り、足を止めました。

以下、引用ですが、こんな内容でした。

「梅が咲けば心が動く。桜が咲けば心が動く。心が動く事。それが大事。

感動が人を動かす。明日への力になる。」

今、社会に対して一体何が出来るか、自分に何が出来るか。常に考えてる。

世界に、アジアに、日本に。

みんなで考えよう。」

ほんとにこれが聞けて感謝です。。。

自分もほんとうに全く同じ事を考えて、志してこの世界に居る。でも上手くいかない事がいっぱい

あって、「なんで皆、そんなに自分の事だけなんだろう?」

「なんで人生を、夢を諦めてしまうんだろう?」とくじけそうになります。

身体中病に蝕まれていて、医者にも生きてるのが不思議と言われている安藤氏。そんな人がこの言葉

を言うからもっと重みがある。

同じ時代に生きていられる事を改めて感謝しつつ、明日からと来年への活力にするのでした。


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